自殺に関するある調査では、
「死にたい気持ちを、事前に専門家などに話した人は
非常に少ない」
「家族などにも相談しなかったケースが多い」
という結果が出ています。
もしかすると、あなたの知らないうちに、
あなたの大切な家族も心の孤独を抱えているかもしれません。大切な家族を守るために、
まずは、その心の声に耳を傾けてみましょう。
自殺を考えている人は、サインを発しています。
あなたの大切な家族に、こんな症状はありませんか?
家族にこんな兆候が重なっているようなら、念のため、死にたい気持ちが生じている可能性を疑ってみる必要があります。まずは話を聞いてみる。場合によっては、専門家に相談するなどの対処を考えましょう。
死にたくなる人の多くは「自分はだれにも愛されていない」と思っています。じっくり話を聞いてもらって理解された人は、「自分は愛された」と感じるものです。まずは相手に関心を持ち、相手が何を求めているのか、悩んでいるのか、しっかりと聞いてあげましょう。
死にたくなるのは、決して変なことでも恥ずかしいことでもありません。多くの市町村には無料で相談できる機関があるので、早めに相談してみましょう。また、自殺防止の根本的な解決のためには、宗教で説かれているあの世の真実を知ることがとても大切になります。
通常は励まされると元気が出ますが、うつの人は「これだけ頑張っているのに分かってもらえない」と、かえって孤立感や絶望が強まりやすいものです。
励ましよりも「つらいね。大変だね」などと心から共感されることで、相手は心を癒されます。
以前はタブーとされていましたが、最近はむしろ、言葉に出したほうが抑止力があるとされています。「分かってもらえた」と思って、相手が心を開くこともあります。
多くの人の経験によれば、この言葉は相手の目を覚ます力があります。この言葉で自殺という選択肢がなくなり、ではどうすればいいのかと、心の向きが変わってきます。
うつなどで苦しむ人は、たいてい生真面目に約束を守るタイプ。「自殺はしないで」「来週また会おう」などの約束が命綱になることも少なくありません。
この一言で、飛び降りようとしている人を救ったケースもあります。親しい相手なら「いてくれるだけでありがたい」などの言葉でも、相手にちゃんと伝わるはずです。
うつの人は電話や面会には応じないことが多いのですが、手紙やメールなら読んでもらえます。何気ない内容でも、「自分を見てくれている」という救いになる可能性があります。
決して見捨てず、あきらめず、死にたいという気持ちは必ず変わると信じましょう。自殺未遂した人であっても、その後、「馬鹿なことをした」と思い直して、人生をやりなおしている人はたくさんいます。



